立ち姿や歩き方の美しい方は若々しく、英気があふれる印象を受けます。皆さんの「姿勢」はいかがですか?お子様の姿勢は?
姿勢が良いと身体のバランスが良いためスムーズな動きが可能になりますし、余計な負荷がかかりにくい分怪我もしにくくなります。猫背だと内臓が常に圧迫されるため病気の原因にもなりかねません。姿勢のよい子どもは「長時間の勉強にも疲れにくくなる」「集中力が増す」「目が疲れにくい」など学習面でも効果があります。
「きをつけ」姿勢を良くするには、まず脱力したきをつけ姿勢から頭のてっぺんが引っ張られる感じで背伸びします。そのあと「ストン」と力を抜いて着地した状態で立ち、顎を少しひくだけでOK。姿勢のよい座り方は背もたれに背中をつけて深く腰をかけた後お尻の下に両手を入れてみて体重が均等に乗っているかを確認します。OKならば手を抜いて肩の力を抜き、おへその下に少し力を入れましょう。たったこれだけでも随分と姿勢が良くなります。リラックスした良い姿勢は余計な力を使わない分疲労も軽くなりますよ。
子どもは良いことも悪いことも身につくのが早いので1日2回・朝晩チェックするだけでも数ヵ月後には姿勢が矯正できます。正しい姿勢は社会に出てからも役に立ちます。お子様と一緒に姿勢改善してみましょう!
2016.2 くすのき瓦版掲載 「子どもの元気はたからもの」より
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