夏休みも真っただ中!ご家庭では子ども達はのんびり、お母さんは大忙し!の日々を過ごしてらっしゃるのでは?そんな時期だからこそ子ども達には「お手伝い」をがんばってもらいましょう。
遊び方の変化が影響しているようで、近年子どもの筋力低下が指摘されています。力の入れ方が分からないのではとも思いますが、確かに力の弱い子も多いようです。野山を駆け回るよりもゲームなど座ってする遊びに機会を奪われていますからね。ならば夏休みは家事の手伝いで筋力低下を防ぎましょう。家事は本当に重労働で疲れますので…
子ども達には買い物に行ったら重い荷物持ってもらう、お風呂洗いや掃除をしてもらって全身を動かす、布団をベランダに干すなどです。特にお勧めは「床の雑巾がけ」。雑巾がけの姿勢は全身の筋肉を刺激し、バランス調整の運動でもあります。転倒時に上手く転がる動作にもつながります。雑巾絞りも併せてすると握力もつきますのでイイことだらけです。
最近は雑巾がけする機会も少なくなってきていますが、お母さんのダイエット効果も期待できますのでお子さまとコミュニケーションをとりながら一緒にされてみてはいかがでしょう?もちろん終わった後は「お手伝いしてくれてありがとう。綺麗になったよ」の一言を添えて。子どもにとってお母さんの役に立つ=家族の一員を実感することは、社会性を育むうえでとても重要です。子どもたちにもきっと充実感を感じてもらえるはずです。
2016.8 くすのき瓦版掲載 「子どもの元気はたからもの」より
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