未知のウイルスの脅威が私たちの生活を脅かし続けています。自らを守るため、他の誰かの命を守るためにも感染拡大防止に努めなければなりません。
免疫力とは外から入ってきた細菌やウイルスを監視し撃退する自己防御するチカラです。悪性ウイルスや自分の中にできた悪性細胞に対抗するチカラがないと人はすぐに病気にかかってしまいます。免疫力の維持には毎日の生活習慣、食事・睡眠・運動がとても大切です。
また、体温が1℃下がると免疫力が30%低下するといわれています。体温が下がることで白血球の機能が低下し、しかも血流も悪くなるので身体の隅々まで監視や防御しきれなくなるからです。体温を上げて血流が上がれば、免疫力も同時にアップします。体温を上げるには筋肉(量)をつけることが重要です。
子どもは少し激しいくらいの運動、お父さんお母さん世代は週3日ほど、1回につき30分程度のジョギングなどの有酸素運動、おじいさん世代は1日1万歩の歩行が適度な運動となります。
他にも湯船にしっかり浸かる、冷たい飲み物・食べ物を避ける、朝食を必ず摂る、温かい服装を心掛けるなども体温アップにつながります。
手洗いうがいや咳エチケットとともに免疫力の維持でウイルス拡大を阻止しましょう。
2020.4 くすのき瓦版掲載 「子どもの元気はたからもの」より
Comments